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博物館・資料館等に資料を寄贈、寄託する場合の手順

今回は問い合わせがあったので、テーマ的にこんな感じにしました。
それにしても閲覧数1000越えとはなんだったんでしょうか?
今は落ち着いた(過疎った)ところです。

もし、自分の家で資料が見つかった、なんとかしたいという方々の参考になれば、と書くことにしました。

今回は淡々と書いて行くばかりなんで、面白くないとは思いますが、興味のある方は読んでいってください。
資料を渡すということは、
基本的に寄贈者の善意で行われるものです。
私が扱っているものなんかはよっぽど(新聞に紹介されたりする以上の)の物以外は資料館側からアクションを起こすことはありません。
美術品は、むしろ美術館側が買い取りに来たりするのですが、その線引きはなかなか我々素人には分かりません。

では、その中で戦史資料がどのように扱われるのか、私の体験談を踏まえて書いて行きます。

まず、私が資料を見つけた場合は防衛省戦史研究室や軍事評論家の方に資料のことを問い合わせます。
ど〜しても、細々としたことを自分個人だけで調べるのには限度があります。
そんな中で、もしよかったらなんだけど・・・と資料館や博物館などを紹介されることがあります。
<防衛省戦史研究室に資料を問い合わせる>
基本的に持ち込みでしか対応していないので、東京近辺以外の方は郵送でコピーしたものを送ることになります。
資料のコピーと一緒に資料について聞きたいことを記した紙と返信用封筒に82円切手を貼って同封して送って下さい。
送り先:〒153-8648 東京都目黒区中目黒2-2-1 防衛省防衛研究所 史料閲覧室 相談係様
料金はかかっても500円程度です。
1週間程度で返信がきます。

博物館などに紹介されますと、そこに所属する学芸員の方に研究をお願いすることがあります。
自分の家に近い場所なら苦労もないのですが、遠隔地の場合は資料を送る場合があります。
その場合の送料はこちら側で負担するのが原則です。
やはり補償をつけたほうが良いので、送料は高くなります。
その資料がその博物館・資料館の展示物、蒐集物に即した物ですと、やっと「寄託・寄贈」の話が出ます。
寄託というのは契約年数を決めて、博物館に預かっていただくという感じです。
寄贈というのは、完全に館側に預けきって管理していただくという形になります。
寄贈は言葉のとおり手放すことにはなるのですが、なにか企画展などでその資料を使う場合は寄贈者という形で説明をつけてくれたり、企画展の招待券を送ってくれたりします。

この寄託という形が所有者・コレクターにとっては一番いい形なのですが、なかなか対応してくれる所は少ないです。
本当に貴重な資料だけは寄託しますが、あとは寄贈なら・・・という所が多いです。

たとえば、寄贈という形でも以降は寄贈者もノータッチ・捨てようが何しようが館側に任せてくれという形で対応している所もあります
(呉海洋歴史博物館・大和ミュージアムは寄託という形ではしておらず、寄贈後は呉市の資産となります)

寄贈・寄託の話が決まりますと、資料(受領・受託)書という契約書を交わすことになります。
寄託なら年数を決めて、その期間、博物館側で管理することになります。
寄贈ならお礼の文書が届くと思います。

これで、手続きは完了です。

基本的にはこちらの負担で手続きしていくことになります。
ですが、資料を捨てるよりはいいと思います。
調査だけでも、全然対応してくれるので、
もし、そのような物が家にある。という方は臆せずばんばん表に出して行ってください。

ますます、戦史研究が盛んになることを祈って、今日はここまでにします。
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[ 2014/05/05 21:55 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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