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クラ湾夜戦で戦死された、秋山輝男中将の書簡

どーも、こんばんわ。
最近ねー、手紙類出してなかったので、久々にやりたいと思います。
予告通り、クラ湾の方と言ってたのを出します。

あ、そうそう、海兵41期の方なんだけど、
この41期の遠洋航海の写真帖もあるんだけど、見たい?
見たいという意見が多かったら、頑張ってスキャンしてまとめちゃいます。
みんなのコメント待ってるぜ!
USS_Helena_at_Kula-700px.jpg

え〜、ではね、ぼちぼちと始めたいと思います。

まずは今回の人物の経歴から
※今回、顔写真やそれに代わるものがなかったので、何か持ってる方、いらっしゃいましたらご一報を。
海軍中将 秋山輝男

大 2(1913).12.19 候補生 浅間乗組
大 3(1914). 8.11 鞍馬乗組
大 3(1914).12. 1 海軍少尉 朝日乗組
大 4(1915). 2. 1 待命
大 4(1915). 2. 5 周防乗組
大 4(1915).11. 5 出雲乗組
大 5(1916).12. 1 海軍中尉 水雷校普通科学生
大 6(1917). 6. 1 砲術校普通科学生
大 6(1917).12. 1 第15艇隊附
大 7(1918).12. 1 夕立乗組
大 8(1919). 1.18 第13潜水艇隊附
大 8(1919). 4. 1 第13潜水隊附
大 8(1919).11. 1 第1潜水隊附
大 8(1919).12. 1 水雷校高等科学生
大 9(1920).12. 1 海軍大尉 磯風水雷長/分隊長
大10(1921). 8.10 第35潜水艦艤装員
大10(1921).11. 1 第35潜水艦乗組
大10(1921).11.20 第45潜水艦艤装員
大11(1922). 4.20 第45潜水艦乗組
大12(1923).12. 1 呉防備隊分隊長
大13(1924). 2. 7 吹雪駆逐艦長
大13(1924).12. 1 夕暮掃海艇長
大14(1925).12. 1 第1号掃海艇長
大15(1926).12. 1 海軍少佐 橘駆逐艦長
昭 3(1928). 1.20 第1号掃海艇長
昭 3(1928).11. 1 柏駆逐艦長
昭 4(1929).11. 1 早蕨駆逐艦長
昭 5(1930).11.20 浜風駆逐艦長
昭 6(1931). 1. 8 呉防備隊水雷長/分隊長
昭 7(1932).11. 1 呉鎮守府附
昭 7(1932).12. 1 海軍中佐 叢雲駆逐艦長
昭 9(1934).11. 1 叢雲駆逐艦長/薄雲駆逐艦長
昭 9(1934).11.15 叢雲駆逐艦長
昭10(1935).11.15 呉防備隊副長
昭11(1936).11. 2 第11掃海隊司令
昭12(1937).12. 1 海軍大佐 第30駆逐隊司令
昭13(1938).12.10 第4駆逐隊司令
昭14(1939).10.25 第34駆逐隊司令
昭14(1939).11.15 那珂艦長
昭15(1940).10.15 佐世保鎮守府附
昭15(1940).11.15 第1砲艦隊司令
昭16(1941). 9.15 第1防備隊司令/第1砲艦隊司令
昭16(1941). 9.25 第1防備隊司令
昭17(1942). 3.10 第21潜水艦基地隊司令
昭17(1942). 9.20 呉鎮守府附
昭17(1942).11. 1 海軍少将
昭17(1942).11.11 佐世保第二海兵団長
昭18(1943). 3.23 第3水雷戦隊司令官
昭18(1943). 7. 6 海軍中将 戦死 (クラ湾夜戦)

ここで戦死した方を紹介するのは二度目ですが、
やっぱりね、こういうのを収集していると、戦死という文字を見るとクルものがありますよ。
クラ湾夜戦の戦闘詳報がアジ歴にあるので参考までに。(レファレンスコード :C08030753700)
経歴はそうですねー、エリートとまで行かないけど、平均的な兵科士官が歩む感じのものですね。
しかも、ほぼ海上勤務。これは両舷直な方ですよ。
以前も説明しましたが、海軍士官にはだいたい二通りの生き方がありました。

ひとつは、成績優秀者が多いのですが、主に陸上勤務をする方々です。
これは現場からは赤煉瓦と呼ばれて軽視されました。
少将前に艦長になっても操艦とか下手くそだから。
例を出すと、井上成美大将とか実松譲大佐とかはそうですね。

ふたつ目は、現場一筋!潮っ気むんむんな方々。
ほぼ、中央勤務を経験されない、ずっととまではいかないが、大半を海で過ごす方々です。
これは両舷直と言われて、ちょっとエリートコースとかから外れているので赤煉瓦組からは色々言われますが、
戦争を戦って行けたのはこういう方々の経験や判断力があったからですね。
例を上げると、古村啓蔵少将とか今回の秋山輝男中将もそうです。

そんな潮っ気のある海軍軍人の書簡を見ていこうと思います。
akiyama01.jpg

akiyama02.jpg

この書簡は昭和12年8月27日付の手紙で秋山輝男中将が中佐で第11掃海隊司令時代の物です。
差し出しの藤森少将は呉防備隊司令だったので、司令と副長の関係で仲が良かったのかもしれません。

内容は、
akiyama03.jpg

akiyama04.jpg

akiyama05.jpg

akiyama06.jpg

今回も郵史日乗のGANさんに手伝っていただきました。

今回は、初めて戦場の仔細が書かれている手紙となりました!
第11掃海隊は要地4カ所の占領と根拠地の設営を命じられているようです。
黄浦江での作戦と思われますが、詳細は分かりませんでした。
以前も紹介しました、大川内伝七中将が主に戦った第二次上海事変の時です。→大川内伝七中将の書簡
第二次上海事変の最中に江を遡って、その後の作戦のために索敵と汚物は消毒だー!をやるための
作戦だったのではないでしょうか?
上海方面に行きたがる部下をなだめている様子も分かってほっこりします。

中国方面の海軍の働きというのは陸戦はありますが、艦船部隊の様子が分かる手紙は価値があると思います。
若き指揮官の気負いや苦労も伝わってくる手紙で大変面白かったです。
GANさんには重ねて感謝を。
改めて、書簡という資料の重要性を認識させられました。
また何かありましたら紹介しますね。
今回は以上です。お疲れさまでした。
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初めまして

初めまして、いつも楽しみに拝見させております。
お体に気を付けて下さい。
[ 2014/10/11 01:52 ] [ 編集 ]

Re: 初めまして

初めまして。
コメントありがとうございます。

ありがとうございますm(_ _)m
気をつけて頑張っていきますw
[ 2014/10/11 02:40 ] [ 編集 ]

遠洋航海の写真お願いします

遠洋航海の写真見てみたいです、のんびりでいいのでお願いします。

こういう写真ってプリントされたものが出てくる場合がほとんどですよね?
フィルムが残っているという事はあまりないですよね?撮影者が写真が趣味とか記録係でもない限り(それでも海軍省あたりに全部提出してそうですが)
でも坂井三郎氏の撮影したフィルムが残っているあたり、フィルムのままで残っていることもありそうですが…(ニコン研究会というHPの2010年4月の例会に取り上げられています)
こういったネガが手に入れば自分でスキャンしてみたいものです。
[ 2014/10/12 10:12 ] [ 編集 ]

Re: 遠洋航海の写真お願いします

では、おいおいやっていきたいと思います。

フィルムで出てくることはないと思います。
どうしても、写真帖という形でしか手に入らない物が多いです。
写真のガラス板はたま〜に見るのですが、扱いも分からないし、写っているものもよく分からないので手に入れたりはしないのですが、
興味がありましたら探してみるといいと思いますよ。
[ 2014/10/13 16:08 ] [ 編集 ]

赤煉瓦と操艦

初めまして。
御存知かもしれませんが、井上大将は阿川さんの本で練習戦艦比叡の艦長として操艦は見事だったと描写されています。
差し支えなければヘタだったとする資料を教えて頂きたいのですが。
[ 2014/10/14 22:54 ] [ 編集 ]

Re: 赤煉瓦と操艦

井上大将が下手だったとは書いておりません。
しかし、その井上さんも経験則というより計算しての接舷と同じ小説に書かれています。

赤煉瓦が現場から嫌われるのは、操艦が不慣れで下手、部下統率が微妙等の理由があります。
また、エリート風を吹かせる人もいたようです。
赤煉瓦の例として出しているだけで、特定の人物に対するコメントでは無いです。
[ 2014/10/14 23:13 ] [ 編集 ]

これ、某まとめサイトに遺族から連絡が来たという手紙ですかね?
[ 2014/10/15 23:42 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

これは大変だと思って、先日、
管理人さんにもメールはしたのですが、返信がないので真相は分かりません。
[ 2014/10/16 00:05 ] [ 編集 ]

初めて拝見させて頂きました、調査お疲れ様です
このようにまとまった情報はある種とても価値があるものだと思います
当方もまたつい先頃に親族の方が手紙の返還を求めているとの話を小耳にしましたが、
この貴重な資料と翻訳がどうにか親族の方へ伝えられればきっと役立ちますね
名乗り出た親族が正統であるかは外野である私の与り知る所では無いですが、
この手紙に良き風が吹いて無事に秋山中将の親族の手に届くことを祈るばかりです
[ 2014/10/19 00:27 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ありがとうございます。
[ 2014/10/21 23:51 ] [ 編集 ]

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