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呂105潜水艦でアドミラルティ諸島方面にて戦死された、海兵68期 椎名秀夫少佐の書簡

ご無沙汰しておりました。

今回は、海兵68期卒業でアドミラルティ諸島方面で戦死された椎名秀夫少佐の兄宛書簡です。
このブログではたびたび軍人の書簡を紹介してまいりましたが、
今回の書簡は椎名少佐が海軍兵学校一号、卒業間近に時期に書かれた手紙です。
当時、20歳前後の若人が書いた書簡なのですが、若人らしい文面が大変面白く、
年配の将官方とはちょっと違います。
その違いを見ていただこうと思います。

※呂号第105号潜水艦は小型の潜水艦らしいですが、同型艦の画像も無い為、今回は画像無し。
では、早速見て行きたいと思います。

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海軍兵学校から、広島に在った海軍の航空機関連の工廠であった広海軍工廠に勤務されている兄に宛てた手紙です。
今回は特に便箋に注目していただきたい。
見て分かるように、海軍兵学校の便箋なのです。

銀線で錨のロゴと海軍兵学校の文字が入っているのは、貴重だと思います。
スキャンした関係で見ることは出来ないですが、ALL TOYO PAPER 全東洋 というすかしが入っています。

この手紙は昭和15年4月24日差し出しです。
前置きで書いたように椎名少佐は海兵68期卒業ですので、卒業の約4ヶ月前の手紙だと分かります。
海兵68期といえば、作家の豊田穣さん、捕虜第一号の酒巻和夫さんなどが有名だと思います。
豊田さんらは捕虜として戦争中の初期には戦線を離脱していますが、
68期は最終的に288名中200名の戦死者を出しています。
戦死率69%・・・この椎名少佐も含まれています。合掌。

では、手紙の内容を見て行きたいと思います。
今回は読みやすかったので、頑張っちゃいました。
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今までの将官達の書簡とは全然違うのが分かると思います。
それにしても仲がいい兄弟だったのでしょうね。
弟が兄に甘えている感じも文面から滲み出ています。
刀の話も大変興味深い話ですね。
士官は軍刀を自分で拵えていたことがよく分かります。
昭和15年の貨幣価値はお米から計算すると平成16年では約1000倍。
当時の160円は16万円くらいですかね。
古刀にしては、ものすごく安い気がする・・・

それにしても、兄貴の結婚話を弟が斡旋するというのも面白いですね。
当時はこういうことも普通にあったのでしょうか?
いつの時代も美人か否かは大事みたいです。そこは変わってないw

今回は海兵生徒のいい手紙を紹介しました。
誤字等ありましたら、お知らせ下さい。
年始にとある博物館の展示会に出品が決まりましたので、改めて後日お知らせを。
今回は以上です。
それでは
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いいですね

兄弟の仲の良さが伝わってくる手紙ですね。
兵学校生徒とはいえ同じ人間で、考えることもあまり変わらないんだなと感じられる手紙ですね。
この便箋は兵学校の酒保?で売られてたものですかね?こういうのかっこいいですよね…
[ 2014/12/23 00:55 ] [ 編集 ]

Re: いいですね

コメントありがとうございます。

ほんと、ほんわかさせる内容ですよね。
いつの時代もこれぐらいの若者は変わらないことがよく分かります。

たぶん、酒保で売られている品だと思います。
他にも江田島の絵はがきなんかも売っていたようですので。
[ 2014/12/23 12:15 ] [ 編集 ]

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