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二・二六事件 横須賀鎮守府内部資料

こんばんわ
艦これ8話よかったですね〜、まぁ、色々と言いたい事はありますが。

今日は、せっかくの2月26日なので、予定を変更して226事件の関連資料を出そうと思います。

ただ、最近手に入れたばかりでまだ研究も終わっていません。
もし、資料を見て気づいたことがありましたらぜひ教えて下さい。

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昭和11年2月26日、陸軍青年将校が武装蹶起をして、時の首相以下重臣と言われる方々を襲撃して国体の変革を押し進めようとした叛乱事件が起こりました。
時の内閣は海軍大将の岡田啓介がしていて、他の犠牲者にも斎藤実など海軍出身の重臣が殺されるという海軍としては陸軍にやられた!という感じだったのは榛名新聞の紙面にあった通りだと思います。
226事件についてはwikiがありますので、詳しくはそちらで → 2・26事件

さて、今回の資料は、
226事件当時、大佐で横須賀鎮守府の警備職に就いていた方の遺品から出たものです。

海軍の罫紙に書かれた、226事件の原因と対応を7人の士官が書いたものです。
正直、内容的に当時の横須賀鎮守府の上層部(米内長官、井上参謀長)とは全く正反対な事が書かれています。
というか、事件を起こした陸軍青年将校に同情的な内容です。

当時、横須賀鎮守府では工廠総務部の山下知彦大佐が自宅で私塾を開いて、国体に対する変革を唱えることを教えていたらしいですが、その私塾に通っていた士官たちが書いたものかもしれません。
全くもって誰が何の目的で書いた物か分からないです。
何か分かり次第、随時更新していきます。

とりあえず、資料を出して行きます。
途中までしか読んでないので後半はまだ書けませんが、よかったら見て下さい。
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二・二六事件の因由
一、十月事件、血盟団、五・一五事件以来◯成しつつある昭和維新、即ち天皇親政の御代に復せんとする気運が国家為政の所謂重臣階級に徹底せす。偶々事件の起こる毎に此れが後始末し◯層にのみ宿めたるあり。
二、政党没落し昔日の興望無しと雖も未だ反省する無く徒に政権にのみ心々として国家百年の計を樹つるなり。政党に代れる重臣ブロックなるものは大権を私議して専断縦なり。
三、国体明徴問題に対する措置極めて微◯的なり。
四、◯◯挙国一致を◯する岡田内閣はその内容は重臣に操らるる「ロボット」無力内閣なり。
五、対外的に国家非常の時兵力内閣を以てしては英米蘇に対し此れを「リード」し国権を伸展する能わず。
六、軍自体(◯◯して陸軍海軍は五・一五事件以来◯々粛正せり)各種の緒総せる党派により相反目し合い皇国の前途を憂ふるの念勘く陛下の股眩たるを忘れ栄位上達にのみ専念するの輩余りに多し。
(直接の原因)
七、相沢中佐事件以来前記の起因の認識に拍車をかけられたること。
八、一◯◯満州派遣により今を措いては機を失す可しの気持になりたること。
時局収拾対策
第一段
一、衆◯◯◯へる軍部代表(政◯◯なきもの予備役にても可。併し此◯陸軍よりは出さず。)を首班とする強力内閣を一刻も◯に組織す。
加藤寛治大将か末次信正大将の何れかを出す。
二、内閣に入る可き人材
近衛公、平沼男
併し外務は軍務より出す。
三、事件責任者は将校以下に絶対に及ぼさざるを条件とし其他は無条件を以て直ちに原隊に復帰せしむ。
第二段
一、嘗て怨◯の的となれる特権階級、政党、財閥者を合議の上(海陸軍佐官以下の将校代表委員会による)、その官位を剥奪し或は財産半額を国家に献納せしむ。
而して◯の天皇親政の昭和維新の建設に◯かむ。
二、事件を利用し投機し不慮の利心をせしむる者を捕縛投獄しその全財産を没収す。

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一、事件を生起せし原因
(一)日本古来の風習は老年は中年壮年者に世を譲り引退する習わしなるに天皇の側近に侍する人々及び閣僚中余りに老年にして青年血気者の意に添わざる者あるに困す。
(二)陸軍の部下統御に缺ける所あり。又部内頭株の統一にも缺ける所ある為ならん。
又陸軍将校が余りに政治運動に加わるを一般世人が興論を以て防制せざりし為遂に今日に至れり。
二、今後の対策
(一)海軍は静観して手を出さざるを可とす。陸軍に起こりたる事は陸軍をして処理せしめよ。海軍は最後迄外敵防御に備えよ。状況の判明次第兵力を◯めて成る可く早く常態に復するを急務とす。
(二)東京の叛乱の鎮定は武力を用いず和解するを上の上とす。
若し兵力を行使するならば反軍中の兵員は何とかして解散せしめたる後にするを可とす。

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一、事件生起の原因
(イ)五・一五事件被告並びに今度の事件の趣意書にある通りである。
世の中の各方面の腐敗堕落の結果である。
(ロ)少壮有為の者に政治をまかせ切れず所謂重臣と云うものが事毎に口を出した事。
(各方面に定年制があるにも関わらず国政を司るものは全て之以上の年の人々である)
二、今後の対策
(イ)人心を安定せしむるため速やかに時局の収集に当たる事。
(ロ)内閣各大臣其の他重要官職は一切の政党関係者を排除し少壮有為の真に国家を思う愛国の志士を以てし広く各方面に人材を求める事。
(ハ)政党解散
(二)定年を過ぎたるものは国政に関与せざること。
(ホ)財政政策の根本的見直し。

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原因並に動機
一、元老重臣等政府要職の大官が皆老年にして其の考えは皆漸進的(消極的)にして若い者の積極的の考えと合致しなかった事。
二、而して現下の我等内外の状況より見るとき此かる漸進的諸種の政策で此の非常時を乗り切り得る中、若い者に言わしめれば「ナマヌルイ」やり方では乗り切れない。躍進の代である。
其の証左として外交的には内部問題、対露問題等に差当り表れている。消極的な結果が。
三、対内問題としても◯の機関説問題の◯に於ける元老重臣の取られたる態度には少なからず青年将校間には不満あり。
四、機関説が誤れる説である事はよくよく承知ながら軍部より再度注意◯◯されて◯◯も声◯◯◯◯◯漸く其の処置を取れるが如きは元老重臣財閥(一部)軍閥が君側の奸と見られ脈略ありと見らるも致し方なし。
悪を悪として処置せざりしは最も不満とする所なり。
五、彼らは若い者と年寄りとの間に思想並に考えに差異あるにも拘らず之を権力を以て圧迫せんとせし所に間違の原因ありと思考す。
六、若い者の考えの良い所はドシドシ取入れてやるだけの腹のある「力」のある人物のなかりし事。又彼らもせざりし事。
七、一般に高位、高官、地位◯◯の上るに従って◯◯◯事勿れ主義に流れ勝なるも少くとも元老重臣等要職の位置に◯たば一身一家を犠牲とし世論に惑はず毅然として奉公の◯て画すべきなり。
機関説問題等を見るも◯して奉公の◯て画れたるや、青年将校の不満とせる所と思考す。
八、五一五事件は昭和維新の警鐘にして之を契機として強力なる内閣の下に強力なる政策を取るべき時代なりき。然るに其の熱も漸く冷め予期に◯し依然たる弱体内閣なりし事。
取るべき処置
一、速やかに現下の非常事態を克服し◯る◯字的一流高潔の大人物を網羅して強力なる内閣を組閣する事。
二、青年将校の真剣にして縦◯なる◯◯之を取◯れる◯◯を◯◯事。
三、強力内閣の◯に◯◯内◯の情勢が◯に非常事態にある事を認識して着々と思い切って諸対策を実行する事。
四、上官と青年将校の意思の疎通を計る事。
五、機関説問題を徹底的に解決し上下一致皇軍の◯◯を指揮する事。

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まだ、後半が読めていませんm(_ _)m
ただ、概して同調的な口調だと思います。
当時としては、この考え方が普通だったのかもしれないとも思ってしまいます。
書いたのは海軍、横須賀鎮守府の若手士官だと思うのですが、誰が何の目的で、どうして横須賀警備隊長が持っていたのか分かりません。
頑張って調べて行きますので、暫くお待ち下さい。
また、何か気づいたこと等ありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
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[ 2015/08/30 16:17 ] [ 編集 ]

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