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海兵37期 堀江吉正大佐の書簡

いつのまにやら4万Hitと相成りました。
ありがとうございます。
5万Hitの折はなんかしましょうね。

いや〜、まだ春らしくならない昨今の状況ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
くれぐれも健康にはお気をつけて。

さて、今回は、う〜ん、なんて言えばいいでしょうか?
まぁ、海兵37期の大佐さんの書簡なんですが、この方は特に有名でもなんでもありません。
書簡は開戦後に出されているので臨場感はありますが、貴重というわけでもないです。
ただ、こういった歴史の陰にいた多くの海軍軍人の一端を見れればいいなぁと思います。
kvfgbvhbsd.jpg

まず、海兵37期の卒業生は179人いるのですが、
太平洋戦争開戦後も現役を続けておられたのは半分以下の将官たちです。
半分以上の方はもう予備役、退役で海軍を去っていました。
海軍兵学校を出たといって、無条件で一生を海軍で過ごせるとは限りません。
多くの方は大佐もしくは中佐という階級で予備役に編入されます。
一部の方たち(卒業成績がいい、勤務考査がいい、大学校や高等科出)以外は首を切られちゃうのです。

大佐までなんとか勤務をして、最後に大艦の艦長でもして辞めたいというのが大方の海軍生徒の心情だったようです。
ですから、原敬太郎中将の長門艦長就任時の書簡にあったように、大艦の艦長に任命されたことでテンションが上がっちゃうのも分かるような気がします。

今回の書簡の送り主も大佐までで海軍を辞めさせられた軍人の一人です。
堀江吉正
<海軍大佐 堀江吉正>

歴史の檜舞台には出てきませんが、この大多数の表に出ない人達が歴史を作っていったことを頭の片隅にでも入れておいて下さい。
では、書簡のほうを見て行きましょう。

Yoshimasa_Horie01.jpg

Yoshimasa_Horie02.jpg

Yoshimasa_Horie03.jpg

Yoshimasa_Horie04.jpg

Yoshimasa_Horie05.jpg

Yoshimasa_Horie06.jpg

あ〜、消印が消えてる!
でも大丈夫、宛先の藤森少将が横須賀警備戦隊司令官になるのは昭和17年だけだ!
ということで、昭和17年2月20日附で出された書簡だと分かります。
開戦から2ヶ月後の書簡です。
そう考えると、よく残っていたなぁと思いますね。

さて、もう判読文も出来ております。
Yoshimasa_Horie07.jpg

Yoshimasa_Horie08.jpg

Yoshimasa_Horie09.jpg

Yoshimasa_Horie10.jpg

呉の警備戦隊から横須賀の警備司令官になったことを祝福しています。
そして、開戦に踏み切るのをどうやら首を長くするのを待っていたようです。
同期の井上さんとかが必死で開戦を阻止しようとしていたのに、藤森さんは開戦派だったようです。
しかも、文面からは藤森さんが色々と動いていたことが読み取れます。
前の226事件の書類といい、彼は末次大将らの艦隊派の軍人だったようです。

そして、堀江大佐は除隊後、工場か工員学校の(たぶん幹部クラス、結構上の方)職に就いたようです。
↑海兵37期の家族写真帖に記載があり判明しました。廣海軍工廠に勤務されていたようです。
海軍大佐は腐っても奏任官一等ですから除隊後の就職も割に幹部クラスで就職出来ています。
ただ、書簡から堀江大佐は辞めさせられたのではなく体調等で辞めたのかもしれません。

そして、同期の片原氏のご長男のご不幸への弔問金を藤森さんが堀江さんに頼んだんでしょう。
追伸みたいな形になっちゃってますが、その報告をしています。
片原君は同期の片原常次郎少将のことでしょう。
37期のご子息は結構兵学校に入っているのですが、この方は違いました。
以前、会誌で説明したように同期のことは助け合うのがクラスです。

正直、この書簡で藤森さんは完全に井上さんとは真逆の人間だったんだなぁと思いました。
割と短気で、艦隊派で、中国の専門家で、開戦時は何らかの工作としていた人物みたいです。
あんな顔なのに意外と短気・・・
今日は以上です。お疲れさまでした。
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